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こんにちは!

歯磨き・フロス・歯間ブラシを毎日きちんとしているのに虫歯になりやすかったり、口臭が気になる方はいませんか?

口臭

もしかしたらその原因の1つは、唾液かもしれません。

お口の中にはどんな菌がいるの?

お口の中には、800種類の菌が生息していると言われています。その中でも虫歯の原因になる菌として、虫歯のきっかけを作るミュータス菌と虫歯の進行に関わるラクトバチラス菌がいます。食べ物の中の糖を取り込んで、酸を産生し歯を溶かすことができる菌です。飲食物を頻繁に食べる習慣や、酸性度の高い飲食物を好む傾向にあると、お口の中が酸性に傾いてしまいます。

酸性の傾き(㏗5.5)が続くと歯が溶けはじめ、その状態が継続することで虫歯になってしまいます。

お口の中は唾液の働きによって中性に保たれていることがとても大切です。

ばい菌2

唾液の検査では何がわかるの?

この検査は、歯の健康・歯肉の健康・口腔内の清潔度がそれぞれ数値となって結果が出てきます。

・歯の健康→虫歯菌・酸性度・緩衝能

・歯肉の健康→白血球・タンパク質

・口腔内の清潔度→アンモニア

唾液の主な働き

・緩衝能

虫歯菌が産生した酸を中和する役割があります。また食後に酸性に傾いてしまったお口の中を中性に戻す為の役割を担っています。唾液の分泌量が増加することにより緩衝能の働きも多くなります。

・白血球

歯肉が炎症している時に白血球の数値が高くなります。これは歯周病が進行している状態をあらわします。

・タンパク質

歯肉から出血している時にタンパク質の数値が高くなります。出血は歯周病の最初の症状として現れます。歯を失う原因としても虫歯よりも歯周病の方が多いのです。痛みが出てからでは手遅れという事も多いです。

・アンモニア

お口の中の細菌の数が多いとアンモニアの数値が高くなり口臭の原因になると言われています。お口の中が乾燥し、食べ物が残りやすい時も繁殖しやすくなります。

どうやって検査をするの?

当院では唾液検査装置のSiLLHaを使用し検査しています。

検査方法

1.少量の検査液を含んでいただき10秒ブクブクして、コップに唾液をだす。

2.唾液を試薬につけて、測定機に入れる。

測定時間は、わずか5分で、一度に上記6項目の検査ができ患者様にもストレスなく検査していただけます!

最先端のオーラルケアを取り入れることで、患者様ご自身の口腔内を数値化し、自分の口腔内に興味や自信を持っていただきたいと考えています!

やってみたい!と思ってくださった方はお気軽にお問合せください!

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