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インプラントの保険適応される条件

虫歯治療・入れ歯・ブリッジなどは健康保険が適応されますが、インプラント治療では、保険適応される場合とそうでない場合があることをご存知でしょうか。インプラントの場合、他の歯科治療に比べ治療費が高額になってしまうため、ご自身が受けられるインプラントの治療が保険適応されるのか、適応外なのかということを知っておくことは大変重要なことです。

 

一般的なインプラント治療には保険が適応されません

歯を失った部位に用いられるインプラント治療は、歯を喪失した原因によって保険適応されるかが決まります。喪失する原因が上位を占めてるのが、虫歯・歯周病です。虫歯や歯周病で歯を失った場合は、健康保険は適応されません。また、加齢により骨の吸収をすることで歯の喪失も適応外となります。虫歯や歯周病の治療、抜歯などの基本的な歯科治療には保険適応されますが、これらが原因で歯を失ってしまいインプラントを入れることは、噛む機能の向上を目的としていると判断されるため、健康保険の適応外になってしまいます。

 

 

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インプラント治療が保険適応されるケース

・病気や第三者の交通事故によって、顎の骨が広範囲の欠損

・生まれつき1/3以上の顎の欠損や形成不全と診断された

 

条件が整った施設での治療が必須

・歯科、歯科口腔外科の病院であること

・歯科、歯科口腔外科に5年以上の経験がある、または3年以上のインプラント治療の経験がある常勤医師が2名以上配置されていること

・当直体制が整備されていること

・医療機器や医薬品の安全確保のための体制が整備されていること

 

 

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インプラントは医療費控除や高額療養費制度の対象?

インプラント治療にかかる費用が高額な為、治療を受けることが難しい場合に医療費負担を軽くする国の制度を利用することができます。インプランと治療が対象となる医療控除と高額医療費制度の概要は以下の通りです。

・医療費控除とは

 

1月1日から12月31日までに支払った医療に対して受けられる所得控除のことであり、最高で200万円までの控除の対象となります。医療費控除を受ける為には、翌年の確定申告期間に税務署に確定申告書・源泉徴収票などの提出が必要です。

・高額療養費制度とは

高額療養費制度とは、家計の負担を軽減する為に1ヶ月に支払う医療費が一定の金額を超えた場合に超過分を支給してくれる制度です。上限額は、所得や年齢によって異なり、また、世帯合算によってさらに負担が軽くなる制度です。

 

 

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