幼児~小学校低学年の歯の矯正(治療費目安10万円)

 幼児~小学校低学年の歯の矯正ではムーシールドと呼ばれる機能的顎矯正装置を使用します。手術しなければならないケースでも、早期に機能的顎矯正をすることで手術を回避することができたりします。

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 ムーシールドとは?

 ムーシールドとは機能的顎矯正装置です。就寝時に本装置を使用することで反対咬合(受け口)を改善します。主に、3歳~小学校低学年のお子さまを対象とした装置です。

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 反対咬合(受け口)になる原因

 反対咬合になる原因は、以下の2つです。

1.  親からの先天的な遺伝

(下の顎が大きい:図右側)

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2.   後天的な悪習癖

(舌の癖、口呼吸など)

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「遺伝なら諦めるしかない…」

と考える方もいらっしゃるようですが、幼少期に機能的顎矯正を行うことで、お父さん、または、お母さんが反対咬合でも、お子さまの反対咬合を回避することが可能になります。

*すべての方が100%回避できるとは限りません。

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機能的顎矯正とは?

反対咬合の原因に対してアプローチするのが機能的顎矯正です。機能的顎矯正では、このように促します。

  1. 顎の成長をコントロール
  2. 悪習癖(舌の癖、口呼吸など)の除去
① 顎の成長をコントロール
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幼児~小児期では、身長が伸びるように顎も大きくなっています。反対咬合(受け口)とは、つまり下顎が上顎より大きく前に出ていることです。

ムーシールドと使うことで、

  • 上顎を大きく、または、前に出るように成長を促す
  • 下顎の発達、成長を抑える

このような効果が期待でき、結果として上下のバランスがよくなり下顎が前に出ている状態が改善します。

② 悪習癖(舌の癖、口呼吸など)の除去
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矯正治療とは、歯に一定の力を加え続けることで歯を動かしますが、同様に、日々の生活において、舌で歯を押し続けると歯が動いてしまいます。舌の力は、一般的に皆さんが想像しているよりも歯に及ぼす影響は大きいです。

舌を口の中で低い位置に保つ“癖”を「低位舌」と呼びます。もし、お子さまが日常において低位舌の癖があると反対咬合になってしまいます。低位舌の癖を改善し、本来あるべき口蓋(口の中の上部)に舌を当てる癖に治すことで上顎の成長が促されて、上下の顎のバランスが良くなり、反対咬合が改善されます。

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幼児~小学校低学年の矯正の費用

幼児矯正

幼児~小学校中学年
目安(3~9歳)

10万円

小児矯正

小学校低~高学年
目安(7~11歳)

40万円

成人矯正

中学生以上
目安(12歳〜)

80万円

5is Recommend

矯正の開始時期はいつがベストか?

大人の場合、治療を行うのは早ければ早いほど良いです。しかし、子どもの場合は必ずしもそうとは限りません。機能的顎矯正は子どもの成長を利用します。背が伸びるのに個人差があるように、矯正の開始時期もお子さまによって変わってきます。

大切なのは、効果を最大化する時期に矯正治療を行うことです。この時期を逃さないようにするために、矯正専門医への相談は早めにした方が良いです。相談は早ければ早いほど良いです。